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そんな広告ありなの?(営業日誌、その147)
こんにちは。
エスピー企画でコーディネーター兼営業として働いているYです。
先日、広告の打ち合わせに同席しました。
色んなタイプの広告代理店の方を呼んでいて、その中にはラインを使った新しい物とかもあり、「広告も時代によって随分変わるな」と思ってました。
その中の一つに、「ランキングページの作成」というものがありました。
「それって卑怯じゃない?」って思える方法なんですけれども。
例えば、エスピー企画だったら「アパレル販売専門の派遣会社、スタッフ満足度ランキング」みたいなページを作成します。
当然、1位をエスピー企画にします。
そして、2位や3位にはエスピー企画のライバルとしている企業を掲載するんだとか。
4位以下も同じようにして、10位くらいまでのランキングページを作るそうです。
もちろん、エスピー企画にはランキングページの製作費と毎月の広告費を支払う必要があるそうです。
で、このランキングページはエスピー企画は当然良い事を書きますが、2位以下の会社についても悪い事は一切書かないそうです。
2位以下の会社を検討している人も取り込んでいくので、ライバル会社の知名度を利用する事が出来るとか。
アパレルの派遣会社ランキングとかに勝手にエスピー企画がランキングされているのは、そういう理由だったんですね。
つまり、そのページの1位の会社のランキングページという名前の広告だったんですね。
その後、社内で「ランキングページをやるかどうか?」という打ち合わせ。
殆ど全員一致で、「ちょっとやり方が汚いよね」と言って却下されました。
一人だけ「汚いやり方だろうと、ライバル企業に勝って行かなきゃいけない」と熱く語ってた人は居ましたけどね。
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販売業界、新入社員へのアドバイス(責任とは)
こんにちは。販売業界で働く皆さまを応援するエスピー企画です。
新入社員向けの話も随分してきましたが、今日は更に踏み込んだ内容について話して行こうと思います。
1.自由と責任の関係について
ある派遣スタッフから「百貨店でのルールが厳しすぎる」という話がありました。
今まで働いていた、アウトレットに比べて、百貨店は細かなミスや報告について、あまりにも厳しいルールがあるとの事でした。
百貨店で働いた事がある人ならば、何故厳しいのか分かると思います。
あなたがやってしまったミスの責任を取るのが、百貨店だからです。
逆に、アウトレットやショップではあなたのミスについてはあなた、もしくはあなたの働いているブランドが負う事になります。
どんなミスであっても百貨店が責任を負う以上、ミス等について厳しくなるのは仕方ありません。
逆に、個人やブランド側が責任を負うのであれば、そこまでとやかく言われません。
どこが責任を取るのか、最終的に責任をとる組織が大きければ大きいほど、厳しくなるのです。
2、責任を取るとは?
ここで、責任を取るというのはどういう意味でしょうか?
ここが分かっている人ならば、ミスについて非常に気を付けるはずです。
一番分かりやすいのは、お金です。
責任を取ると言ったら、損害分を払うという意味です。
でも、会社でミスをしたからと言って、罰金を取られたり、給料から引かれたりしませんよね。
つまり、ミスによってマイナスになった分は会社が負担してるんです。
だから、ミスをしたとしても最終的に自分が辞めれば良いと思っている人が見受けられますが、ミスした事によって発生したマイナス分のお金を払わない事には、責任を取ったとは言えませんよ。
「クビかくご」でやった事も、クビだけでは当然済まないですよね。
どこかの国の選挙で選ばれた方々も、全然責任を取らないですよね。
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販売業界、新入社員へのアドバイス(求められる人になる)
こんにちは。販売業界で働く皆さまを応援するエスピー企画です。
新入社員向けのブログも何回か書いてきていると、自分への戒めみたいな感じがしてくるものです。
新入社員だけでなく、普通に働いている人もぜひ見直してみてください。
以前に、正社員として採用されても一生安泰という時代ではなくなってきたという話をしました。
それに加えて、どうなるか分からないこの状態を安定していくにはどうしたら良いかについてお話しします。
1、まずは会社を通して人脈を作っておく事
新入社員のうちから人脈と言っても難しいとは思います。
そもそも、最初は先輩社員へ同行したりする事から始めると思いますので、そこで名刺交換なりをする事になると思います。
名刺交換をしたら、とにかくその人について覚えておいてください。
販売業界で働く人であれば、自分の売場に限らず隣の売場であったり、色々な売場の人と仲良くなっておくのです。
人それぞれ方法はありますが、最初は自分が良いと思った人を中心に連絡を取り合う人を増やしていくのが良いと思います。
会社に入らないでいたら、こんなに沢山の人とは出会えないはずです。
2、仕事を一生懸命にする
当たり前の事ではありますが、自分の与えられた仕事については一生懸命やりましょう。
そして、そんな中でも新たな人脈を作ったり、今ある人脈を深めていく事も忘れないようにしましょう。
仕事を一生懸命にやるというのは、当たり前のようでなかなか出来ないものです。
しかし、一生懸命やっている人については必ず周りの人が見ているものです。
だんだんと、周りから「うちで働いてみない?」みたいな声がかかってくるようになります。
もちろん冗談で言ってくる事も多いですが、本気で話しにくるようになるまで頑張ってみましょう。
給料について具体的な話が出てくるくらいまでになれば、かなり本気だと思ってよいでしょう。
3、自分のやりたい事を言う
一生懸命に仕事をやってきた結果、色々な事が分かってくると思います。
そうして、周りから常に声が掛かるような状況になったら次のステップです。
ここまで来るには、最低でも5年はかかると思います。
自分の興味がある事や、やってみたい仕事についてそれとなく周りにアピールをしてみるのです。
ここで、興味のある分野に転職などをしたくなると思いますが、ここはじっと我慢をした方が少なくとも今の日本では得策です。
そうすると、何かのきっかけで次のやりたい仕事のオファーが来るようになります。
しかし、このオファーが来るようになるには、1の人脈が大きければ大きいほど、2の一生懸命に仕事をしていたほど可能性が大きくなります。
別に転職をしなくたって良いのです。
1と2をやっていた人には、今の仕事でもっと大きな成果を出してくれるようなオファーも出てきたりします。
これが、自分でも思っていなかったビジネスが生まれるなんて事もあるので是非実践してみてください。
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販売業界、新入社員へのアドバイス(生き残って行くには)
こんにちは。販売業界で働く皆さまを応援するエスピー企画です。
今日は、時代が変わってきているという実感と共に、今後生き残っていくにはどうしたらよいかについてお話しします。
1、AIに置き換わっていく仕事が多数ある
最近、登録に来ている人の中に何人か居たのですが「勤務先がAIを導入したから、人員削減をされた」という衝撃的な発言がありました。
実際にAIを導入した所で、そこまで機械に仕事が出来ると思っていませんでしたが、どうやら最近は本格的になってきたようです。
特に、ある有名なアパレル企業の話です。
新しくAIを完備した倉庫を建設したそうで、その新しい倉庫は殆ど人手が必要ないそうです。
古い倉庫では、随時100人以上のアルバイトが働いていたので一気に100人近くの仕事が無くなりました。
AIなどが登場しても、その設備を作るのに多大な費用がかかったり、実際に機械で運用するよりも人件費の方が安いという理由で今まで仕事があったという事も十分考えられます。
ところが、昨今人件費は上がる一方で、さらに人手不足が追い打ちをかけています。
そうすると、多少コストがかかっても機械やAI、ロボットなどで出来る仕事はそちらに任せようという動きが出てきています。
2、販売業界はとにかく接客力
実は、アパレルの販売業界でも少しずつロボットが仕事を手伝ってくれるという事例も出ています。
例えば、アパレルの現場では「棚卸し」という作業があります。
1ヶ月に1回程度の頻度でやる所が多いですが、これが大変です。
伝票や帳簿等をちぇっくして、実際に売れた商品と在庫の数が伝票や帳簿と合っているかどうかを確かめるのです。
バーコードやパソコン等が入って、伝票入力や帳簿のミスも昔に比べると格段に楽になってきましたが、まだまだ在庫の確認等が必要です。
ところが、ある有名なファッションビルでは、ロボットがこの棚卸し作業をやってくれるという試みをしています。
人間がやれば2~3時間あれば終わる作業でも、ロボットだと倍以上かかるそうです。
でも、閉店後にやってもらえば時間がかかっても問題無いわけです。
担当者が言うには、とにかくロボットはコストが高いので今のところ実験までしか出来ないそうです。
他にも、売場まで案内するロボットなどの実験もしているそうです。
ところが、販売に関してだけはロボットではまだどうしようもない分野だそうなのです。
ロボットには人間の言っている意味を理解する事がまだ出来ないので、接客は無理なんだそうです。
レジや棚卸し、検品、ストック整理、洋服を畳んだりする作業などはロボットに置き換わる可能性もありますが、接客のみはまだまだ人間にしかできない作業です。
販売業界で今後生き残っていくには、この接客力を鍛えるしかありません。
「私は裏方作業がとても得意で接客は苦手です」なんて方は今後仕事が無くなってしまうかもしれませんね。
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販売業界、新入社員へのアドバイス(社員と派遣について)
こんにちは。販売業界で働く皆さまを応援するエスピー企画です。
エスピー企画で販売スタッフとして働いているKです。
販売業界で働いている私ですが、エスピー企画の本社に月に1~2度は打ち合わせに行きます。
本社の営業やコーディネーターとお話をさせて頂くのですが、最近では派遣スタッフのスキルやレベルがどんどん下がっていると嘆いていました。
もともと、派遣はスペシャリスト集団だったのですが、最近では会社側が正社員を雇えないから派遣を雇うというような雇用の調整弁になってしまってるようです。
1、正社員だからといって安定していると思わない事
さて、ここで新卒から正社員になれた皆さまにとっては厳しい話をしなくてはいけません。
社員として採用されたから、一生安泰と思ってよかったのはもう昔の話です。
もちろん、正社員として採用されたからには会社の都合で解雇されることはあまりありません。
だからと言って、一切解雇出来ないという訳でも無いのです。
会社の経営が傾いてしまい、社員解雇も止むを得ないと判断される事もあります。
実際の所、希望退職制度という形を取ってそこに応募せざるを得ない状況を作り出す会社もあります。
本社を移転してしまい、引っ越しをしないと退職せざるを得ない状況を作るなんて方法もありましたね。
2、派遣だからといって卑屈になる必要も無い
一方、派遣で働いているからと言って一生派遣のまま終わるという訳でもありません。
エスピー企画で働いている人で、派遣から派遣先の社員になった人は数多く居ます。
しかし、派遣先の社員になりたいと希望していても社員になれない人も少ないながら何人か居ました。
逆に、派遣先で社員雇用をしたいと言われていても本人の意思で社員にはならない人たちも結構多いのです。
さて、派遣先の社員になった人、派遣先から社員雇用を求められる人とはどういう人でしょう?
それは「会社の目線で物事を考えられる人」これに尽きると思います。
では、逆に社員になりたくてもなれない人は「自分の目線でしか物事を考えられない人」です。
3、雇用形態に関わらず「会社目線」が求められる
実際に派遣スタッフの多くは「会社目線」が抜けている場合が非常に多いのです。
アルバイトによる不適切動画の投稿が問題になっていますが、あそこまでひどい物はありませんがツイートやfacebookには不適切な文章を投稿している人も居ます。
もし、会社がその投稿を見てしまったら、どんな問題が起きるだろう?という所まで考えられないのです。
つまり「自分目線」だけの人は正社員でも解雇される可能性が大きいと考えて、改める事をお勧めします。
また、4月から派遣スタッフとしてスタートをきる人も、今後会社から求められるような人になってください。
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ペットの犬と時間が経つのと(営業日誌、その146)
こんにちは。
エスピー企画でコーディネーター兼営業として働いているYです。
先日の3連休にプラス一日休みをもらって実家に久々に帰省してきました。
そうしたら、飼っていた犬が部屋の片隅でホットカーペットの上で丸まっていました。
もうかなりの老犬で視力も悪くなっているらしく、歩くのもやっとという感じでした。
でも、私が来たことを匂いで感じ取ったらしく、弱弱しい足取りで近づいてきてくれました。
しっぽも振ってくれていたけれども、頼りなさげだったので本当に悲しくなってしまいました。
私が高校生1年生の時に突然飼い始めた柴犬でした。
飼い始めた時は驚きましたよ。
何しろ、学校に行って帰ってきたら突然玄関に犬が居たんですから。
豆柴(柴犬の小さいタイプらしいです)の女の子でした。
とにかく、小さくて可愛かったんですが、何故か私には懐かなくて。
毎朝、学校に行く前に頭や背中を撫でていくけれども、毎回眠そうで迷惑そうな目で私を見るだけなんです。
散歩に連れて行くと、とにかく全速力で走り回ってくれたので、散歩はとにかく重労働だった記憶しかないです。
父や母と散歩に行く時は、おとなしく歩いているだけだったそうなので、私だと分かると好き放題やっていたそうです。
何度となく家を飛び出してどこかに行った事があり、その度に家族総出で探しに行った思い出も有ります。
ある時、玄関の扉が開いたちょっとした隙に脱走して、私が全速力で追いかけました。
500メートルくらいお互いに全速力で走ったと思いますが、とにかく振り切られないように全力で追いかけました。
そうしたら、逃げられない事を観念したのかピタっと止まって逃げるのをやめました。
それから、多少は私にも懐いてくれたような気がします。
でも、とにかく私に抱っこされるのを極端に嫌がってました。
両親や妹には抱っこされても全然嫌がらないんですよ。
私は犬より下に見られていたらしいようです。
たまに、背中がかゆい時に私の方に寄ってきて背中を向けて座るんです。
「おい、背中を掻け」と言っていたようです。ずいぶん上から目線ですよね。
でも、結局背中を掻いてあげるんですけどね。
背中を掻いてあげてる時の気持ちよさそうな顔を見たらやっぱり掻いてあげちゃうんですよね。
久々に帰省したらその犬が私に抱っこしてほしいと近づいてくるんですよ。
私の膝の上で嬉しそうな顔をしたまま寝ちゃったんですよね。
私が抱っこするのを極端に嫌がっていた犬とは思えないですよ。
時間が経つと人間は変わると言うけれども、犬もこんなに変わってしまうんですね。
私の膝で寝ていたのですが、何と粗相をしてくれまして。
まぁ、大変でした。
全く悪気が無さそうな顔をしてましたけどね!
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販売業界、新入社員へのアドバイス(成長する事について)
こんにちは。販売業界で働く皆さまを応援するエスピー企画です。
エスピー企画で販売スタッフとして働いているKです。
そろそろ、社会人として新しいスタートを切る時期が近づいてきましたね。
ここぞとばかりに、遊びに行ったり、旅行に行ったりしている人も多い事でしょう。
私も、その頃は本当によく遊びましたが、あまり羽目を外し過ぎないように気を付けましょう。
飲み過ぎて体を壊したりしたら本当にもったいないですからね。
そんなこれから社会人になる方へ、販売スタッフとしていくつかアドバイスがあります。
販売業界に限らないと思いますので、業界関係なく目を通してください。
1、教えて貰える事は限られている
立派な社会人になるために、社会に出てから一生懸命勉強しようと思っている方も多いと思います。
でも、社会人になってからは教えて貰う事は本当に基礎的な事だけです。
アパレル販売業界であれば、レジの打ち方や伝票の処理の仕方、接客用語、畳み方、ストックの場所、掃除の仕方に至るまでまずは色々覚える事があるでしょう。
肝心の接客の仕方や流れについても、もちろん教えてくれます。
でも、教えてくれるのはマニュアルにも書いてあるような事ばかりです。
つまり、人によってはマニュアルを読めばそれで十分という事でもあります。
2、教える側も困っている
それ以上の事を教えたくても、なかなか難しいのです。
最近では、少し厳しくすればパワハラだと言われてしまいます。
また、人によって教え方を変えると「差別をしている」と言われてしまい、教えている方が注意を受けてしまいます。
だから、今は自分の身を守るならば、必要最低限の事しかしないのが正しいのです。
3、どうしたら成長出来るか
教えて貰えない以上、一番手っ取り早い方法は技術を盗む事です。
先輩の仕事を観察し、自分で真似出来そうな事を真似したりするのです。
もしくは、自分から先輩などに「教えてください」とお願いするのです。
自分の身を守るために教えてくれない人が多いですが、中には教えてくれる人も居るので、そんな人を探すのです。
つまり、自分が何かしらのアクションを起こさない限り何も成長しないのです。
社会人になって、成長してないと感じたら自分がアクションを起こしているかどうか考えてみてください。
転職の際「前職ではこれ以上成長出来ないと思った」と言った瞬間、人事担当者は不採用を確定するでしょう。
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久々に販売のプロ意識を感じました(営業日誌、その145)
こんにちは。
エスピー企画でコーディネーター兼営業として働いているYです。
以前エスピー企画の販売スタッフとして働いてくれていた人に挨拶に行ってきました。
その方は、派遣先での評判がとても良かったので、派遣先で正社員として採用されました。
とにかく販売力があって、どんな売場でも一定の結果を出す人でした。
新店舗や催事など、販売スタッフが必要な時にはエスピー企画にまず声を掛けてくれるのでとてもありがたいのです。
今回は、大宮であるポップアップショップを立ち上げる事になり、その責任者になったそうです。
まだオープンしていないのですが、既にショップの外観は出来上がっていて、商品を搬入している所でした。
エスピー企画からも一人スタッフを派遣する事になっていたので、紹介も含めて会いに行ったのでした。
忙しそうにしていたので、本当に軽い自己紹介と挨拶だけになってしまいましたが。
そんな時、ある2人組のお客様が棚に並んでいる商品を見ていました。
お客様が入れるようにはなっているものの、明らかに設営途中なので買う様子はありませんでした。
「いつから始まるのかしらね」みたいな会話をしていました。
そうしたら、そのお客様に接客をしなかった事に対してかなりご立腹の様子でした。
売場がこんな状態なのに商品を見ているのだから、かなり商品に興味があるはず。
オープンのご案内をすれば、必ずまた見に来てくれるはずだし、買ってくれる可能性も高い。
なるほど、そこまで考えて仕事をしていたんですね。
エスピー企画で販売スタッフをしていた時から「商品を売る努力をしないスタッフが多すぎる」とよく愚痴っていたのを思い出しました。
