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販売スタッフから考えるアパレル業界(売り上げについて)
こんにちは。
エスピー企画で販売スタッフとして働いているKです。
この間、エスピー企画の営業から日本のアパレル業界の売上高のランキングについて聞き、少なからずショックを受けています。
売上高の一位はある程度予測していましたが、もちろんユニクロでした。
二位がしまむら、これも何となく予測していたので驚きませんでした。
三位が無印良品で有名な良品計画だとか。
それ以上にショックだったのが、ランキング十位までに、オンワード樫山、ワールド、三陽商会などの会社が入っていなかった事。
この三社は、かなり昔の話になりますがトップ3として長年アパレル業界を引っ張ってきていた会社なのです。
もちろん、アダストリアが四位として入っているそうなので、アパレル業界として健闘している企業ももちろんありますし、これから伸びてくるであろう企業もいくつかあり期待もしています。
ユニクロが2000年付近からアパレル業界の売上高としてはトップを走っているそうです。
私としては、ユニクロについてはもちろんアパレル業界ではあり業績を引っ張っている企業として素晴らしいと感じています。
がしかし、他のアパレル企業、特にトップ3と言われていた三社についてはもっと頑張って欲しかったという気持ちがどうしてもあります。
消費者の嗜好が色々と変化してきた事もあり、ユニクロがトップに出てきたのだと思います。
フリースの爆発的ヒットでたまたまトップに来ただけかもしれませんが、あの会社は商品に力を入れなるべく接客力で差がつかないような商品展開をしています。
だから、接客で商品を売るアパレル業界の基本スタイルとは住み分けが可能ではないかと感じていたのですが、正直そうなってはいない現状だと思います。
私は、その中でも「販売スタッフを育てる環境づくり」がどうしても欠けているように思えてなりません。
こればかりは、会社で研修をしたり、売上取っている人を呼んで講演会をやったり、そんな事をやっても殆ど意味がないと思っています。
現場で、お客様との接客を数多くこなし、その中でどうやったら売上を取れるか考えるようにし、先輩や他の販売スタッフのフィードバックを貰いながら更に次の接客をこなして、という一連の流れを数多くやらなくては出来ないと考えています。
売上を取れなかったら取れる販売スタッフに変えれば良い、という安易な考えでやってきたからこそ、売れるスタッフが本当に少なってしまったと私は感じています。
だから、いくら販売スタッフを変えても売り上げがとれる状況にならないと考えています。
少し厳しい事を書いてしまいましたが、せめて自分の所だけは販売スタッフを育てようとしています。
皆さんの売り場はいかがでしょうか?
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