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アパレル業界、異動したいならタイミングも重要
こんにちは☆アパレル・雑貨販売で働く皆さまを応援するエスピー企画です。
4月に入って新入社員などフレッシュな方々が頑張っている姿を良く目にしますね。
私も桜の咲いているこの季節になるといつも初心を思い出します。
そんな新入社員ですが、アパレル業界に就職した方の多くはまず最初は販売業務を経験する事になります。
小売をやっている会社の場合は、デザイナー、プレス、VMD、営業どの業種であってもまずは販売スタッフとしてお仕事をスタートさせる事になります。
なので、4月からは新入社員が売場に立つことが多くなるため、求人はぐっと少なくなります。
販売スタッフの異動や欠員補充などの大きな動きはその前の2月にほとんど済ませてしまいます。
なので、異動しようと考えているスタッフには、3月後半から4月は極力避けるようにアドバイスをします。
ところが、日本のアパレル企業の多くは3月末を決算としているところが多く、販売スタッフに対して「3月末までやって欲しい」と頼む場合が非常に多いのです。
アパレル販売スタッフを採用する会社側の人事が一番苦労するのがタイミングです。
例えば、3月中旬でお仕事を終了スタッフの後任スタッフには、引継ぎのタイミングも考えて3月上旬から働くことが出来るスタッフを欲しいと考えます。
接客経験もそれほどなく、1年ほど仕事のブランクがあり表情や会話ややる気等、特に強みが無いけれども、3月上旬からお仕事を開始することが出来るAさん。
アパレル販売経験も長く、明るくて顧客作りも得意、予算達成に貪欲で採用したら間違いなく売上げUPできそうだけど、4月からしか働けないBさん。
この2人だったら、間違いなくAさんが採用されてしまいます。
そうなんです、どんなに実力があっても、どんなに会社に貢献できると分かっていても、タイミングが合わないと採用される確率はとても低いのです。
逆に言えば、まさに会社が必要としているタイミングで動くことが出来れば、多少の経験の少なさや諸条件についてはある程度ゆるくなる事も多いのです。
もし、アパレル・雑貨販売のお仕事を探していて「経験や実力があるはずなのに、なかなか採用されない」と思っているならば、気にするべきはタイミングかもしれませんよ。
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