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アパレル販売、採用時の質問が変わった
こんにちは。
エスピー企画で販売スタッフとして働いているKです。
私もこの業界で販売スタッフとして働き出してかなり経ちます。
業界も随分と変わりました。
最近でも、アパレル業界の大手企業が大幅なブランド整理をしたりもありましたね。
私もこのアパレル業界に携わる者として、何とか貢献しようと日々精進してます。
そして、店長という立場でやっていると良く採用面接に同行する事があります。
基本は、営業が話をして採否を決めるのですが、最近では店長の意見を良く聞いてくれるようになりました。
そこで、最近感じたのですが、採用時の質問内容が大きく変わったと言う事です。
具体的には、アパレル企業なら「好きなブランド」や「よく読むファッション雑誌」、「よく買い物に行く所」等、以前なら必ずと言っていいほどこの質問はあったように思いますが、最近ではほとんどこの質問は聞かなくなりました。
「好きなブランド」で言えば、最近では特に無い人も多くて、前はこの質問をすると何らかの有名ブランドがあがってきましたが、最近では「見ていて『いいな!』と思ったら買うので、特に好きなブランドはありません。」という答えが多いので、あまり質問をしなくなったのかと思います。
他にも、雑誌で言えば、若い世代は特にそうですが、そもそも雑誌を読む人が少ないし、買い物にしても、色んな商業施設がありすぎて、商業施設毎の特色があまり無くなっています。
そして、以前は「アパレルが好き」「販売が好き」という人を中心に採用していましたが、最近ではそのような人が激減しているので採用側も変わってきています。
最近では、長く働きたいと思っているかどうかを見ているようです。
それと、店長とうまくやっていけるかどうか、この2点を非常に気にして採否を決めているように思われます。
殆どの企業が気付いて来てますが、採用には多大なコストがかかるのです。ある程度の規模の人材募集の広告を出したら、すぐに数十万円はかかります。しかも、良い人が来るという保証は一切ありません。
そのため、スキルや経歴なども重要ですが、それ以上に「人間性」が相当重視されます。
そして、こんな不況の中でも業績を伸ばしている企業は、採用には非常にコストや時間をかけて「人間性」が優秀な人材を集めているのです。
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