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販売スタッフの将来について
こんにちは。
エスピー企画で販売スタッフとして働いているKです。
ここ最近、販売をしていて気になる事は山ほどあるのですが、大きく二つの事が気になってます。
一つは、商品の売れ行きについて。
これは当然販売員ならば気になります。
私の印象としては、リーマンショック以降多少の消費の上下はあるものの、日本人の購買意欲は殆ど変わっていません。必要最低限の物は買うけれども、それ以外のものは極力抑えているように感じます。たまに、贅沢をしたら暫くは抑えて、の繰り返しです。
なので、販売員の腕の見せ所としては、たまに贅沢をしている時を見極めて売上を上げる事です。
国内の消費はそんな感じなので、つい最近までの売上回復の大部分はインバウンド需要(訪日外国人の買い物)が頼りだったのです。
ところが、そのインバウンド需要が明らかに落ち着いて来ています。
国内の消費がそうである以上、今後は厳しくなりそうです。
そして、もう一つ。
将来を考えている販売スタッフが非常に少ないという事です。
例えば、販売をいつまで続けていくのか、そしてその後どうしていきたいのか、その辺りを考えている人が非常に少ないのです。
20代の頃はそれでも何とかなるでしょう。30代でも何とかなるかもしれません。
ところが、40代頃になってくると選べる仕事は急激に減ってきます。
まして、50代になったら本当に限られた仕事しか出来なくなってきます。
販売業界に限って言えば、50代で働けるブランドは本当に少ないです。
しかも、50代では昔から働いているベテランのスタッフも多く、その方達よりも何か勝るものが無いと働く事すら出来ません。
そう考えると、販売を極めてベテランとしてこの業界で続けていくのか、それとも別の業界を考えていくのか、その位は考えておいた方が良いと思います。
他の業界を考えたり、アパレルの本社業務に携わろうと考えているのであれば、それこそ人脈を作ったりしながら本気で売り込んでいかないと、何気なくチャンスが無いまま終わってしまいます。
店長と言う立場である以上、一緒に働いている仲間の相談に乗ったり、将来を一緒に考えていかなくてはいけないと思っているのですが、そこまで考えている人が殆ど居ないのが寂しいところです。
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