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百貨店ならではの接客とは
こんにちは。
エスピー企画で販売スタッフとして働いているKです。
最近、セット販売の方法だとか、顧客作りについてなどの話題についてブログを書きました。
他にも、商品に対する考え方や接客に付いてもいくつかのブログを書いてきました。
私なりに、色いろ思う事についてまとめておこうと思いこのブログを書きます。
今までの記事については、文末にリンクを貼っておきますので、そちらも是非見てください。
私は、今百貨店のアパレル売場で店長として働かせてもらっています。
今までも色々な売場を見てきましたが、今のところ百貨店はあまり明るい話題が無いような気がします。
それでも、百貨店には百貨店の良い所があります。
私が考える百貨店の良さというのは、各売場に販売スタッフが居て接客をしてくる所です。
百貨店に入っているブランドは、なかなか商品だけ置いていても売れないブランドを、販売スタッフの接客によってお客様に売っていく、というスタイルの売場が多いと思っています。
客として百貨店に行く時は、そんな接客を色んな店舗で楽しむ事が出来ます。
これこそが、百貨店が他の商業施設と一番の違いを出せる所ではないかと感じています。
アウトレットやショッピングモールでは、販売スタッフは居ますが、接客には力を入れていないところが殆どです。
ファッションビルや駅ビルなども、アパレルの売場が数多くありますが、どちらかというとトレンドを追っているブランドや、世界観やセレクトに力を入れているブランドが多いような気がします。これらのブランドは、販売スタッフは居たとしても、その世界観やブランドイメージを守るという意味合いが強く、接客で売っていくという意味は薄くなります。
ユニクロのようなブランドについては、接客によって売っていく要素は皆無ですし、ZARAやH&Mのようなファストファッションについても接客をするような構造にはなっていません。
なので、百貨店は販売スタッフが一番力を発揮できる場所であると考えています。
それこそ、以前は百貨店と言うだけでお客様が集まっていた時代もあったのでしょうが、これだけ時代が変わった今、販売スタッフにも、もっと注目しても良いと思います。
それには、働くスタッフを採用する際に経歴や職歴をあまりにも重視しすぎている今の状況を変えていく必要があると思います。極端な話、アパレル販売をやった事が無いスタッフでも面白い経歴だったら積極的に採用していく必要があると思います。
もちろん、商品知識等の最低限の事や失礼のない言動が出来るなどの最低ラインは守らないと、変わった集団になってしまうので気を付ける必要があります。
百貨店で働くものとして、まだまだ伸びる余地はあると思ってますし、アパレル業界がかなり変わってきている今、百貨店も変わっていき伸びて行ってほしいと願っています。
以下、接客や商品について、ここに書いた事に関連するブログです。
アパレル販売、顧客作りのコツ(顧客に信頼される接客とは?について書いた記事)
アパレル販売、セット売りのコツ(客単価を上げるセット売りについて。まとめた記事)
売上げは、商品をどう思っているかで変わってくる(売れる販売スタッフがなぜ売れるかの根本について書いた記事)
接客を求めないお客様について(百貨店で接客を求めないのは、そもそも考え方が違うという事について)
是非、こちらも一読してみてください。
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