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仕事の話をしないという仕事!?
こんにちは。
エスピー企画でコーディネーター兼営業として働いているYです。
今日は、いつも書いている営業日誌では書けなかった事についてです。
このお食事会は、私が担当している販売スタッフが悩みを相談したいと言うので、その方が休みで空いている時間に設定しました。
ただ、事前に話を聞いていると、かなり売場で大変な思いをしているようなので、その事について解決をしたいと思ってセッティングしました。
ただ、私だけでは手に負えないかもしれないと思い、今回は先輩に同席をお願いしました。
先輩がどうやって悩みを聞き出すのか?どうやって、励ますのか?私たちがどう動いたら良いのか?
少し参考にさせてもらおうと思ってました。
前に一度だけその販売スタッフと先輩は顔を合わせているので、話も早かったです。
さて、手頃でゆっくり話が出来そうなイタリアンのお店を見つけて早速注文。
ところが、先輩が「おっ、ランチビールが安いよ。頼もうか?それともワインの方が良い?」と聞いてる。その販売スタッフがビールの方が良いと言うので、ランチビール2つ注文しました。
私は内心、アルコールを頼むのはどうかと思いました。相手は、いろいろ悩んでいるのにビールを飲む時点で真剣に向き合ってないと思われそうだからです。
で、ビールが到着。
先輩が「俺、この後取引先との商談だから飲めないんだ!」
え!てことは、このビールは私が飲む訳!?
ちょっと、この無茶ぶりに対して、後でオフィスに戻ったら、少し先輩に文句言わないと・・・
「乾杯ー!」
と言われて、仕方なくグラスを傾けると、うーんこれはおいしい。まさか、お昼過ぎからアルコール飲むとは思わなかったけれども、これはこれでおいしいものだ!
そこからは、少し三人で色んなくだらない事をお話ししてました。アルコールが入ったからか、少し楽しくなってきてお喋りにも花が咲く。
お昼をパンで過ごす人は信じられないとか、一人カラオケ意外とたのしいとか、一人焼肉はまだ勇気が無いとか。
どうでも良い事ばかり。
そろそろ、本題に入ってくれないかなぁ〜と思っているのに、また別の話が盛り上がる。
ディズニーシーの話とか、年間パスポートの話とか、結構な時間話てたと思います。
そして、ついに先輩が商談に行かなくてはいけない時間になり、お食事の時間終了。
結局、この時間って何だったんだろう?
しかも、先輩は「お前、営業時間中にアルコール飲んで、ひどい奴だなぁ!」とか言ってるし!
でも、最後に販売スタッフの顔が少し明るなっているような気がしたのです。
その後ちょっと先輩と打ち合わせをしたのですが、やはり敢えて仕事の話をしなかったそうです。
真面目で真剣に仕事をする人ほど、うまくいかなかった事や悩みを抱え込んでしまいがちで、それを発散する事がなかなかできないとか。今回は、少しでも発散出来れば良いと考えていたそうです。
私にもビールを飲ませたのは、本当に仕事抜きで話をしても良いと思わせるためだったそうです。
先輩も、その後商談が無ければ飲みたかったそうです。
それは残念でしたね!
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