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まずは点を意識してみる事から(営業日誌、その122)
こんにちは。
エスピー企画でコーディネーター兼営業として働いているYです。
今日は、エスピー企画で働いている販売スタッフからの相談についてです。
その方は20代後半からエスピー企画で働き始めたスタッフなのですが、それまではアパレル販売とは無縁の営業の世界で働いていました。
しかし、営業のノルマの世界や上司からのプレッシャーに耐え切れず、ついに精神的に参ってしまい仕事を辞めてしまいます。
1年くらいの休養の後、もともとやってみたかったという販売のお仕事をするためにエスピー企画の求人に応募したそうです。
その時に勧めたアパレルの仕事をもう2年くらい続けています。
もともと明るい性格だったのと、興味があった仕事だったので仕事自体はとても楽しくやっているそうです。
ところが、ある時に将来を考えて、このまま仕事を続けていて良いのかどうか迷ってしまったそうです。
今は自分の年齢と合っているブランドだから良いかもしれないけれども、このまま歳をとったときに同じブランドで働き続けられるとも思えず、かと言って他のブランドで働いたらせっかく今まで経験してきた事を活かせなくなってしまうのではないか。
他にも、老後の生活を考えたら年金で暮らしていけるとはとても考えられないから、貯蓄をしなくてはいけないけれども、かと言って現在の一人暮らしの生活をするのに精一杯で貯金する余裕なんてありません。
実家に帰ったとしても、過疎が激しい所なので仕事すらあるかどうか分からない状況なので帰るに帰れない。
色んな事を考えている内に、どうしたらよいのか分からなくなって相談に来たという事です。
アパレル販売をやっていて楽しいのは良いけれども、将来に備えて何かをしなくてはならないという漠然とした不安があるけれども、何をしたら良いのか分からないという事でした。
結構、アパレル販売をやっているスタッフの中にもこういう悩みを持っている人は意外に多いんですよね。
将来的な不安と言うのは誰にでもあるものです。
そして、何かやらなくてはならない「何か」が分かっている人はそれをやっていけば良いと思います。
でも、何をやって良いか分からない人は、まず目の前にある仕事を精一杯こなしていくだけで良いと思います。
まずは、店長に言われた事をきちんとやる、とかでもいいんです。精一杯こなしていれば。
毎日、言われた事をやるだけで精一杯というのであれば、ずっとそれを続けていてもいいんです。
その内にかならず余裕が出てきますから。
余裕が出てきたなら、毎日の売り上げ目標を達成するとか、お店の売上げNO1を目指すとか、精一杯やったら出来そうな事を増やしていけば良いと思います。
そうすると目の前の事を精一杯こなすだけでなく、「月間の予算を達成しよう」とか「前年比110%を目指そう」とか少し長期的な目標が出来ていくのです。
そうしている内に、1年単位の目標が出来てきたり、3年先の目標が出てきたりするのです。
まだ、1年先の目標がきっちり定まっていない内に、老後(このスタッフで言えば40年くらい先のこと)の事を考えて行動できるはずが無いと思います。
アパレル販売業界に限らず同じような事が言えるのかもしれませんが、自分に出来ることを精一杯毎日やって過ごしていきましょう。
と自分にも言い聞かせています(笑)
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