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モデルを目指しているスタッフからの相談(営業日誌、その128)
こんにちは。
エスピー企画でコーディネーター兼営業として働いているYです。
久々に、今日は営業で遠くに行く事になりました。
新幹線使うほどの距離ではないけど、片道電車に乗るだけで二時間はかかるのでなかなかの距離ですよね。
こんな時でもなければ、ブログの更新なんてなかなか出来ないのが現状です。
どの業界もそうなのかもしれませんが、余分な人員を取る余裕は無いし、ましてや育てるなんて更に難しいですよね。
つい先日、エスピー企画で販売スタッフとして働いている女性から色々話を聞いて、どの業界でも目立つのはごく一部だけ、それ以外の人は苦労しても報われないのが現状のようです。
その方は、昔からモデルを目指していて、読書モデルなんかも結構やっていたそうです。
エスピー企画で働きながらも、本格的なファッションモデルとしてデビューする事を夢見ていましたが、年齢的なものもあり、ついにその夢を諦めたとのことでした。
一人暮らしをしているので、働かなくてはやっていけません。その上、モデル事務所に所属していて月に何回かレッスンに通わなくてはならず、そのお金もバカにならないとか。
事務所からも言われていたそうですが、女性にしては骨格がしっかりしているそうで、どうしてもスタイルを良くするにも無理が出てきてしまうのだとか。
ネットとかも出てきたので、小さなお仕事はそれなりにあったそうですが、そこから知名度が上がるなんてことはなく、交通費程度にしかなかず殆どボランティアみたいだとか。
もともと、テレビとかで見ていたモデルに憧れてこの世界に入ったものの、現実はとても厳しかったとか。
中でも、食事制限が辛かったそうです。
テレビでは、「最近はモデルでも健康的なイメージが重要なので、食事制限はそんなに厳しく無い」とか言ってたそうですが、そんな事は全くなかったそうです。
テレビに出るようなモデルの人たちは、相当細いそうです。テレビに映るとそうでもなく見えるそうなので、テレビで見るイメージとはかなり違うそうです。
さて、そこまで苦労したものの、年齢的にもモデルとしての仕事が厳しい事が分かってきたので、夢を諦める決心をしたんだとか。
それまで、モデルの仕事のために、週3〜4日での勤務をしてたけれども、今後週5日のフル勤務にして欲しいとの事でした。
会社として、営業担当として仕事を増やして欲しいという相談であれば、喜んで受けるべきなのですが。
今回のこの相談は、ちょっと素直に喜べなかったです。
何とか明るく話そうとしていたようだけれども、どうしても悲しそうな顔が出てきてしまってました。
ごく一部、モデルとして生計を立てている人もいるとは思いますが、大半の人がこのように結構若いうちに夢を諦めて現実と向き合うんでしょうね。
そんな現場を目の当たりにしてしまった話でした。
そう言えば、私ってもともと何を夢見てたんだっけ?
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