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検索エンジンっていい加減ですね(営業日誌、その133)
こんにちは。
エスピー企画でコーディネーター兼営業として働いているYです。
私は普段あまり意識してなかったのですが、何かネットで調べたいものがあるとすぐにYahooに接続します。
営業先にアポイントの時間までに行くにはどの電車に乗ればいいのか調べる時も、Yahooから「路線」をクリックして時間を調べます。今まで色々と失敗してきているので、大体アポイントの30分前に着く電車を検索します。
そして、運よく30分前に着いた事を想定して、近くに良さげなカフェは無いかも調べてみたりします。
カフェ巡りを趣味としている私にとって、この30分前に着いて新しいカフェに寄って一休みする時間こそが「この仕事をやっていて良かった」と思える瞬間なのです。
話は変わりますが、私は趣味で音楽をやっています。
1年に1回程度の割合ですが、音楽仲間と演奏会に出演したりします。
その音楽仲間と演奏会をやる時は、それぞれの出演者がホールの代金を払い、演奏しない時は運営スタッフをやりながら仲間だけで演奏会をやるんです。
もちろん、パンフレットも何もかも自分たちで作りますし、その印刷代も自分たちで払います。
そこまで自腹を切ってでも、やっぱり趣味としてやっている音楽を皆に聞いてもらいたいという気持ちはどうしても消えないんですよね。
そのパンフレットを作る際、自分の演奏する曲の紹介文を書かなくてはならないのです。
色んな資料を集めて来ては自分なりに紹介文を作るのですが、これが毎回大変なのです。
先日の演奏会の時、仕事がとにかく忙しい時だったため、曲の紹介文を作っている時間がほとんど取れなかったのです。
仕方が無いので、検索エンジンを調べてヒットしたサイトの紹介文をそのまま写そうと思いました。
検索結果トップにはウィキペディアがヒットしました。
そのままコピペしようと思ったのですが、情報を見てびっくり。
ウィキペディアの情報があまりにも事実と違っていたのです。
自分は音楽をやっていたので、ある程度の知識を持っています。
少しでも音楽をやっていたら分かるであろう矛盾が、堂々と書いてあったのでびっくり。
仕方が無いので、他にヒットした情報をコピーしようと思ったのですが、検索エンジンの上位にひっかかっている情報がとにかくいい加減なものばかりでびっくりしたのです。
結局、欲しい情報が全くヒットしなかったので、webページの情報をコピーする事を諦めて、自分なりの紹介文を作る事にしました。
後日、エスピー企画のweb関係を担当している社員にこの事を聞いてみました。
そうしたら、「検索エンジンはオリジナリティーのある情報を重視する」と言われました。
なるほど、これで謎が解けました。
つまり、事実を書いてあるwebページはどのページも似た情報しか掲載されていない事になります。
一方、事実と異なる情報を書いてあるwebページはオリジナリティーがある情報を書いているために、検索エンジン上ではこの情報が価値を持ってくる事になるんでしょうね。
なるほど、検索エンジンは事実とは違う情報ほど重用されるようになっているのですね。
仕事上で使っている時にも、検索エンジンで上位に出てくるページには疑問を持っていたけれども、こんなからくりがある事を知りました。
仕事を探す時もそうですが、実際に無い仕事の方が検索エンジンには良くひっかかります。
この辺り、検索エンジンはどう思っているんでしょうね?
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