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お酒を飲んで接客をしていたというあるブランドについて
こんにちは。
アパレル販売で働く皆さまを応援するエスピー企画です。
先日、ネットで話題になっていた九州地方のあるブランドについてです。
それも「ビールを飲んで接客をしていた」という事が話題になっています。
と言ってもキャンペーンの一種で、事前にお知らせを貰っている顧客様限定で、営業時間終了後も特別に営業をしているというものでした。
しかも、営業時間後に来店の予約をするとウェルカムドリンクとしてアルコール類の提供もあるというキャンペーンでした。
そんな中、営業時間終了前だと言うのに店員がお酒を飲んでしまったようです。
お店の営業時間終了後であれば、とやかく言われなかった事なのでしょうが、営業時間中にお酒を飲んだ上で接客をしていた事が今回問題になってしまったそうです。
アパレル販売スタッフとして働いていた私の意見としては、「これはこれで、お店の個性として有りなのではないか」です。
もちろん、お酒を飲んで接客をする事を推奨する訳ではありませんが、お店ごとにそれぞれ特色を持った接客と言うのをしても問題ないと思うのです。
そもそも、10年以上前の話にはなりますが、初売りの時なんかには実際にお酒を飲んで接客をしている店員も結構多かったです。
初売りは、福袋を中心にしたお祭り騒ぎのような一日で、普段とは違う「イベント感」という物がありました。
このお祭り騒ぎのような雰囲気の中、普段とは違うお金の使い方をするお客様に対して、普段とは違う接客をしていたのです。
お酒を飲んで接客する事が良いと言っている訳では無いですが、この頃はそんな普段とは違う接客の仕方としてアルコールを飲んで接客という事も結構あったと思います。
もちろん、店員側もわきまえている部分はきちんとわきまえていて、アルコールを飲んだとは言え、そこまで酷く酔っぱらっているスタッフはもちろんいませんでした。
しかしながら、最近のアパレル販売の現場では、こういった「イベント感」を全くと言って良いほど感じられません。
だからこそ、初売りだからと言ってアルコールを飲むアパレル販売スタッフは居ないでしょう。
「イベント感」が無ければ、普段と同じで消費者の購買意欲はほとんど変わりません。
そんな事を考えて、今回のアルコールを飲んで接客というのが、褒められた事では無いとは言え、アパレル業界にとっては悪い事では無いと思っているのです。
そもそも、今回のこの事件があったブランドについては、最近注目されているブランドでもあるのです。
従来では考えられなかったような取り組みを色々とやっており、アパレル業界に新しい風を吹き込んでいるような会社です。
派遣スタッフを一切使ってくれないので、派遣会社が応援する企業ではありませんが、アパレル業界の新しい動きとして非常に注目する企業です。
くれぐれも、「酒、接客、アパレル」みたいなキーワードで検索しないようにお願いします。
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