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外国人受け入れについて、現状とは違う部分について
こんにちは。
アパレル・雑貨販売業界で働いている皆様を応援するエスピー企画です。
ここ最近、記事の更新をしていませんでしたが、
最近、会社の方針転換が有り、再度記事を更新するようにと言われているので久々に投稿します。
しばらくブログを更新していなかったので書こうと思えば、色々な話題が思いつきますね。
でも、ここは派遣会社らしく人材派遣に関連する事について書こうと思います。
ここ最近労働力不足が話題になっていますが、外国人受け入れについて結構ニュースになっていますよね。
派遣会社の営業兼コーディネーターとしてやっているからこそ分かる事、ニュースとは違う側面について書いていきます。
本当に労働力不足?
ニュースなんかでは、「少子化の影響で労働力人口が不足している」とか「人手不足が原因で中小企業の経営が困難になっている」とか言っていますが、本当ですか?
エスピー企画では、派遣スタッフや営業やコーディネーターを募集しておりますが、結構な人数応募があります。
そして、応募してきた人のほとんどが「なかなか仕事が決まらない」と言っています。
エスピー企画の数少ない応募だけでも、これだけの人数が職を求めて面接に来ているのだから、人手不足と言われてもどうにもしっくり来ない感じがします。
でも、仕事が決まらないのは40代以上の方が多く、50代を超えてくるとさらに仕事が無くなってくるそうです。
エスピー企画ではアパレルや服飾雑貨の販売職に特化して派遣をやっているので、40代を超えて販売職を一切経験した事が無い人にお仕事をご紹介するのは至難の業です。
もちろん、40代以上を必要としている仕事はあるんです。
50代を超えていようと紹介したいお仕事はたくさんあります。
雇用のミスマッチが起きている
ただ、それには年齢相応のスキルと人間力が備わっていないと難しいです。
例えば、40代であれば店長候補としての仕事があります。
50代であれば不採算店舗を立て直しの仕事だったり、アパレルの中でも小規模な会社となれば相談役としての仕事だってあるんです。
エスピー企画に仕事を探しに来ている人の中にも、「今までやってみたいと思っていたアパレル販売の業界に思い切って応募してみた」という人が結構居ます。
アパレル業界であれば、30代前半までであれば今まで販売をやった事が無い人でも挑戦できるお仕事がある可能性が有ります。
アクセサリー等の雑貨業界になるともう少し若くなり、20代後半までであれば可能性があります。
高級な商品であれば、30代後半でももしかしたら挑戦できるお仕事があるかもしれません。
しかし、それよりも年代が上の方が新しい業界に挑戦するには、アパレルの販売業界は向いていないと思ってください。
エスピー企画でもそういった方々にお勧めしているのは、今までの経験を活かしたお仕事です。
20代の頃からずっと事務職をしていたのであれば、事務職の中でもスキルが必要とされるお仕事を選ぶべきです。
もっと身近な労働力にも目を向けては
友達や知り合いに話を聞いてみても「労働力が不足している」と思っているけれども、「仕事を探しているのに見つからない人」が居るとは思っていないようです。
これだけ労働力不足と言われているから、仕事を探せばすぐに見つかると思っているようです。
ところが、自分のスキルや人間力を考えないで仕事を探している人はかなり多いのが現状です。
外国人を労働力として受け入れる前に、40代以降の仕事を探している方々を受け入れる取り組みをするのが良いと思います。
この問題を解決したら当面の労働力不足はほとんど解消すると考えています。
さらに、定年がさらに延長され労働人口が増えれば、当面どころかここ2~30年の間は労働力不足は心配しなくても良いと思います。
ところが、自分のスキルや人間力を理解せずに仕事を探している人がいかに多い事か。
政府等は、このミスマッチにもっと目を向けていけば、もっとカンタンに労働力不足が解決できるのにと思ってしまいます。
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