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給料、額面が同じでも手取りは減る一方
こんにちは。
アパレル・雑貨販売業界で働いている皆様を応援するエスピー企画です。
今日は、ある派遣スタッフからの切実な悩みです。
「もう2年も同じ場所で働いているのに、どうして給料上がらないんですか?」
こればかりは、よっぽどの成果を上げていない限り厳しいかもしれません。
何が起こるか分からない現在、会社が多少利益が出たとしてもそれをすぐに給与に反映してくれるとは思えません。
逆に、利益が減ってしまった場合などは給与を減らされる可能性だってあります。
もちろん、表立って給与を減らすような事はしないけれども、人員を削減してその分仕事を増やされたりしますよね。
でも、私もほとんど同じようなものでここ10年給料は増えていないんですよ。
内緒の話ですけれども、給与の良い会社への転職活動はした事があります。
けれども、もっと給料が良い会社には縁が無かったようです。
そして、縁があった会社もよくよく聞いてみると、今の会社よりも給料が下がる可能性がある所ばかりでした。
成果報酬で、結果を出さなければ給料が下がるというのはちょっと厳しいですよね。
給料の額が同じでも手取りは減ってくる
しかし、ここ10年間給料は増えていなくても実は手取り額は減っているのだそうです。
これは、エスピー企画の総務担当から聞いた話です。
給料の額が変わらなければ、毎年手取りは僅かに減ってくるんだそうです。
月に20万円の給料があったとしたら、平成30年ではおおよそ16万円くらいの手取りになるそうです。
10年前の平成20年だと、16万3千円くらいの手取りがあったそうです。
「なーんだ、3千円程度なら大して変わらないや!」
と言ったら、総務の人が「あまり変わっていないようだけれども、そうやって段々減らされていくんですよ」と怒られてしまいました。
1年に1%にも満たないように少しずつ少しずつ手取りを減らしているんだそうです。
15年前の平成15年についても調べてみたんだけれども、ネット上にはあまり資料が無いらしく調べるのには時間がかかるそうです。
平成19年に大きく税額が変わったらしく、平成15年時点だと20万の給与なら16万5千円程度の手取りになっていたそうです。
まぁ、よく考えれば3000円あれば、お昼ごはんとか1週間は何とかなりますよね。
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