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ペットの犬と時間が経つのと(営業日誌、その146)
こんにちは。
エスピー企画でコーディネーター兼営業として働いているYです。
先日の3連休にプラス一日休みをもらって実家に久々に帰省してきました。
そうしたら、飼っていた犬が部屋の片隅でホットカーペットの上で丸まっていました。
もうかなりの老犬で視力も悪くなっているらしく、歩くのもやっとという感じでした。
でも、私が来たことを匂いで感じ取ったらしく、弱弱しい足取りで近づいてきてくれました。
しっぽも振ってくれていたけれども、頼りなさげだったので本当に悲しくなってしまいました。
私が高校生1年生の時に突然飼い始めた柴犬でした。
飼い始めた時は驚きましたよ。
何しろ、学校に行って帰ってきたら突然玄関に犬が居たんですから。
豆柴(柴犬の小さいタイプらしいです)の女の子でした。
とにかく、小さくて可愛かったんですが、何故か私には懐かなくて。
毎朝、学校に行く前に頭や背中を撫でていくけれども、毎回眠そうで迷惑そうな目で私を見るだけなんです。
散歩に連れて行くと、とにかく全速力で走り回ってくれたので、散歩はとにかく重労働だった記憶しかないです。
父や母と散歩に行く時は、おとなしく歩いているだけだったそうなので、私だと分かると好き放題やっていたそうです。
何度となく家を飛び出してどこかに行った事があり、その度に家族総出で探しに行った思い出も有ります。
ある時、玄関の扉が開いたちょっとした隙に脱走して、私が全速力で追いかけました。
500メートルくらいお互いに全速力で走ったと思いますが、とにかく振り切られないように全力で追いかけました。
そうしたら、逃げられない事を観念したのかピタっと止まって逃げるのをやめました。
それから、多少は私にも懐いてくれたような気がします。
でも、とにかく私に抱っこされるのを極端に嫌がってました。
両親や妹には抱っこされても全然嫌がらないんですよ。
私は犬より下に見られていたらしいようです。
たまに、背中がかゆい時に私の方に寄ってきて背中を向けて座るんです。
「おい、背中を掻け」と言っていたようです。ずいぶん上から目線ですよね。
でも、結局背中を掻いてあげるんですけどね。
背中を掻いてあげてる時の気持ちよさそうな顔を見たらやっぱり掻いてあげちゃうんですよね。
久々に帰省したらその犬が私に抱っこしてほしいと近づいてくるんですよ。
私の膝の上で嬉しそうな顔をしたまま寝ちゃったんですよね。
私が抱っこするのを極端に嫌がっていた犬とは思えないですよ。
時間が経つと人間は変わると言うけれども、犬もこんなに変わってしまうんですね。
私の膝で寝ていたのですが、何と粗相をしてくれまして。
まぁ、大変でした。
全く悪気が無さそうな顔をしてましたけどね!
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