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販売業界、新入社員へのアドバイス(中小企業での注意)
こんにちは。販売業界で働く皆さまを応援するエスピー企画です。
少し間が空きましたが、今日は中小企業での気を付けるべき点についてお話しします。
1、失敗を恐れない
大企業であれば、しっかりした研修があり、トレーニングが有り、先輩方が色々と丁寧に教えてくれると思います。
頻繁に外部の講師を招いた研修があったりもするでしょう。
ところが、中小企業ではそこまで余裕がある会社は割と少ないと思います。
そうすると、分からない中で仕事を進めていかなくてはなりません。
そんな時重要なのが「とりあえず、やってみる」です。
やってみて、上司や先輩に確認をしてもらう。
ダメ出しされる事ももちろんあるでしょう。
でも、そうしたら直していけば良いんです。
新入社員のうちは、時間を掛けて丁寧に仕事をした所で完璧な仕事なんて出来ません。
それならば、とりあえずやってみて、ダメ出しされたら直しての繰り返しの方がよっぽど早く仕事が出来るようになります。
2、他人を蹴落とさない
少し仕事に慣れてきた頃から、このタイプの人間が必ず出てきます。
会社に認められようとして、自分の売上を取る事ばかり考えてしまうのです。
他の人を蹴落としてでも、自分が一番になろうと躍起になる人です。
こういう人は、他人の売上まで自分の物にしようとします。
典型的なのは、他人のミスを上手く利用して自分の売上にしてしまうのです。
これを中小企業でやってしまうと、会社の伸びが鈍化していってしまいます。
最終的には、マイナスになっていくでしょう。
でも売上を上げているその人は、会社から評価されているのです。
大企業では、このようなタイプは重宝されるのでしょうが、中小企業ではやってはいけません。
皆で、少しずつ売上を上げていくのが中小企業のやり方なので、ミスを見つけたらうまくカバーするくらいの気持ちが必要です。
3、新しい事に飛びつかない
新しい事=良い事、みたいに思われる節があります。
「これをやらないと時代に乗り遅れる」みたいに思ってしまう事があります。
よく、イノベーションを起こした企業は、新しい技術を導入したから、と言われますがそうではありません。
取引先の事、つまりお金を払ってくれる会社の事を常に考え続けるのです。
こんな事が出来たら、取引先は喜んでくれるだろう!
でも、どうやったらそれを実現できるだろう?
それが、新しい技術だったら解決できる!
これがイノベーションなのです。
結果として新しい技術を導入するのであれば全く問題ないのですが、新しい事を導入してそこに仕事を合わせて行っても結局成功はしません。
いかがだったでしょうか?
まだ、社会人になっていない状態では何となくしか分からないでしょうけれども、心の隅にでも留めておいてください。
その内、必ず役に立つ時が来ます。
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