-
いかにプロパーで売るかが販売スタッフの腕の見せ所
こんにちは。
エスピー企画で販売スタッフとして働いているKです。
私がアパレル販売を始めたばかりの頃、接客もなかなか上手くいかず商品が売れない事が続きました。
でも、セールの時期だけはそんな私でもそれなりに商品を売ることが出来ました。
それからしばらくの間は、セールになればとりあえず売れると思って、プロパーの時期にあまり売る努力をしてきませんでした。
店長は、とにかく「プロパーの時期にいかに売るかを常に考えるように」と言われてました。
正直、そんな店長をうざいと思っていました。
売れないプロパーの時期に頑張るよりも、セールの時に本気を出した方が効率が良いとすら思っていました。
現在、店長として働いているので良く分かりますが、プロパーの時に売った方が圧倒的に効率が良いんです。
そうです!利益率が圧倒的に高いからなんですね。
お店は、商品の値段から、商品の原価を引いた部分が利益になります。
この利益から、人件費、ショップの賃貸料や商品の送料等を引いたものが最終的な利益になります。
この最終的な利益をいかにプラスに持っていくかで評価が決まります。
つまり、利益率が低いセールの時期はこの利益を出すのが非常に大変なんです。
プロパーの時に比べ商品が沢山入るため送料等も多くかかります。
スタッフも多めにシフトに出てもらったり、残業も多くなるために人件費も高くなります。
そんな中で、商品は安くなるために1点売った時の利益は少なくなります。
セールの時は利益が半分になってしまう商品なんてのもあります。
だから、商品はセールになる前にいかにプロパーで売っていくのか、そこを上手くやっている店舗は強いです。
しかも、そういった店舗こそセールでも良く売れているような気がします。
関連記事
